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兵庫県 第三学区高校情報&入試情報
速報!!北条高校の評判・進学実績【2021年最新版】
2022.01.31
北条高等学校
場所
加西市段下町にある全日制の高校です。静かで落ち着いた郊外地域にあり、集中できる環境の中で日々の学習や部活動に励んでいます。公共交通機関を使った場合、北条鉄道北条町駅を下車して徒歩30分ほどで到着します。現在、バス通学での利便性を上げるため、バス代金の補助(予定)や朝のコミュニテイバスの増便を行っています。
偏差値
総合人間系は推薦入試、普通科は一般入試で選抜を行います。合格の目安となる偏差値は、人間総合系・普通科ともに50となっています。
進路
現役合格率99.4%という高い実績を出しています。(令和3年入試、卒業生155名)
偏差値50付近にいて4年制大学への進学を考えている場合、選択肢に入れておくべき高校となります。
国立大学の現役合格者は、岡山大1名、愛媛大1名、奈良教育大1名、琉球大1名など。私立大学は、指定校推薦枠を利用して進学することができます。関西学院大、関西大、京都産業大など、関西圏を中心とした有名大学に進学しています。
また就職率も100%であり、就職希望の生徒には担任だけでなく、すべての教員で対応してくれます。
特徴
1923年開校の北条実科高等女学校を前身とする伝統ある高校です。1943年には北条農学校となり、1948年に現在の北条高等学校と改名されました。
2016年に人間創造コースが開設され、「ひょうご学力向上サポート事業」研究指定校となっています。この事業によって教師の指導力向上が図られ、授業改善が進みました。すべての教員がすべての生徒に関わり、一人ひとりを大切にする学校を目指して教育活動が行われています。
具体的な特徴として英語教育があげられます。英語力を伸ばすためのオリジナルプログラムを実施した結果、英検1級・準1級の合格者が出ています。高校生の全国合格率は15%程度ですから、非常にハイレベルな英語力を身につけたと言えます。その他にも、毎朝小テストを実施して満点を10回とると表彰される、といったモチベーションを保つ取り組みが行われています。その結果、1年で学年の76%が偏差値を上げる実績がでています。英語が得意な中学生や、これから得意にしていきたい人にとっては魅力的な特徴です。
PTA活動も盛んで、「北高Power Up 隊」のフェイスブックページで活動を見ることができます。
<学校生活>
英語教育以外にも、個別指導やオンライン学習塾との提携など、学校生活をよりよくするための取り組みがされています。令和2年度までは河合塾と提携し、放課後特別講座を実施していました。コロナ禍により対面授業が難しくなったため中断されましたが、今後はオンライン授業を行うアオイゼミとの提携を予定。自宅での受講が可能になる予定です。
体験や交流学習にも力を入れています。福祉施設でのボランティア活動や、地域のイベントへの参加を通して学校だけでは得られない広い視野をもつことができます。
<学びの特色>
■人間創造コース
地域に貢献する活動を中心に、これからの時代を主体的に生きるための「総合的な学力」を育てるコースです。そのため総合的な探究の時間に加えて「創造」という教科が設定されています。体験活動を通して「知識を使う」活動ができるよう計画されています。
■普通科
多様な選択科目を用意し、大学進学のための教科だけでなく、看護や保育など職業に直結する特別講座も開かれています。「まだ進路が確定していないけれど、とりあえず進学を意識している」という中学生にとっては選びやすい科になっています。入学後に決めた進路にスムーズに進めるようサポートしてもらえます。2年次から人文類型(文系)、自然類型(理系)などの類型に分かれ、3年次にはさらに希望進路に合わせて細分化されます。例えば人文類型の中でも、公務員試験をねらう類型と看護・医療系への進路を希望する類型に分かれて学びを深化させていきます。
<クラブ活動>
行事は他の高校と同じく充実しています。6月文化祭、7月夏季球技大会・タイ研修、8月オーストラリア研修、9月体育大会、1月修学旅行などがあります。進学を意識する生徒には大学見学会(10月)も実施されています。
部活動の加入率は約90%と高いです。メジャーな野球・サッカー・バスケットボール・バレー・ソフトテニスなどがあります。文化部は吹奏楽・美術・自然科学・などに加えて、地域のイベントの企画や実行を行う「ふるさと創造部」もあります。
■入試要項(2021年度)
【総合人間系(推薦選抜)】
・募集定員 40名 ・受験者数 43名 ・合格者数 40名(倍率1.08) ・合格平均偏差値52.5
【普通(一般入試)】
・募集定員 80名 ・受験者数 63名 ・合格者数 71名(倍率0.89) ・合格平均偏差値46.1
2021年度の北条高校進路実績
偏差値の近い高校との進路実績比較
国公立 | 関関同立 | 産近甲龍 | 摂追神桃 | 他私大
/短大 |
専門学校
/各種学校 |
就職/公務員 | |
北条高校 | 6.6% | 4.8% | 9.9% | 9.9% | 49.6% | 15.8% | 3.3% |
社高校 | 2.9% | 2.6% | 10.7% | 9.4% | 45.9% | 22.5% | 6.8% |
考察
偏差値の近い高校と比較すると、大学進学者が多い。
特に国公立大学、関関同立の有名大学の層が厚い。
国公立大学は、岡山大学、信州大学などの地方の大学や地元では兵庫県立大学、神戸市外国語大学への進学実績あり。
私立大学では関西大学、関西学院大学、京都産業大学、甲南大学、近畿大学と有名大学に複数人輩出している。
その他で多い大学は流通科学大学、神戸女子大学、神戸学院大学など。
専門学校では看護医療系に半数近い20名以上進学しており、地元播磨近隣の学校が多いようだ。
偏差値50前後なら選択肢に入れたい学校である。
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